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私は、おばあちゃんが大好きだ。
私は、中学に入ってすぐにグレた。
今思えばそれは、成績優秀なお姉ちゃんと比較された事と、小学校の時に回りにいじめられたていた事への反発からだった。
その頃には、両親からも見放されていた。
そんな私でも、おじいちゃんとおばあちゃんだけは、いつも味方してくれた。
いつも心配してくれた。
高校に入ってすぐ、私は万引きを疑われた。
私は、やっていなかった。
でも、誰も信じてくれない。そんな中、おじいちゃんとおばあちゃんだけは、私を信じてくれた。
その後、防犯カメラの映像から、真犯人が捕まるまでの間、その店の店長と警察を相手に、最後まで否定してくれたのは、おじいちゃんとおばあちゃんだけだった。
この春、高校三年になる私は、このままじゃだめだと思い、染めていた髪も黒く染め直し、今更ながら、勉強も頑張る事にした。
おじいちゃんとおばあちゃんを、安心させたかったからだ。
でも、少し遅かった。
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