27人が本棚に入れています
本棚に追加
【後書き】
これは、本当はもっと長い、
睡との出会いから、浅木との決定的な別れまでを書いた長編のちょうど真ん中部分を切り取って
試しにどんなテンションになるか書いてみたものです。
いつか、長編の方も書いてみたいんだけど、
1991年の時代設定で書くか、現代に直すか迷うところです。携帯電話、ナンバーディスプレイの普及で、
彼らの関係性は全く変わってしまうでしょうから。
電話の音だけで、睡からだ、と美森はわかっちゃうんです。しかも多分その電話って電子音じゃなく、ベル音。
浅木の携帯に奥さんとのプリクラが貼ってあったら即離れますよね。つか百年の恋も冷める。
浅木のフルネームは「浅木正行」です。何にもとっかかりのない、品行方正な感じな人の名前です。浅葱色からイメージした人物像ですが。
ただこの作品を読むであろう人の中に、「あさぎさん」と「たなかさん」がいるのは確実なので。
ごめんなさいっ。あなた方のイメージはまったく関係ないですうう。
参考までに、当時BGMにしてた歌を列挙。
オフコース「YES-NO」「I LOVE YOU」
鈴木祥子「水の冠」「SWEET SWEET BABY」
高岡早紀「ナイフの鳥、綺麗な石」
CHARA、ゴーバンズ。
(2006.2.16UP終了。)
最初のコメントを投稿しよう!