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一軒家、大邸宅よ。」
「いっけんやー まじですかー。」
驚きのあまり、素でしゃべっていた。
昼食をご馳走になった俺は、
意外に純和食なのには驚いた。
「俺に何か用ですか?」
「私ね、未来から来たの。」
「もともとは 春野望夢という男性。
つまりあなたね。」
「絶望的な未来を変えるため、
ジョイ・ハックフェラーや
エブリン・ハートシルトと一緒に
この世界にやってきたの。」
「未来の知識があって、株や為替で常勝して
2京円儲けたとしても、大物と知り合いじゃないと
保身は出来ない。殺されるだけね。
タイムトラベラーなんてそんなものよ。」
「あなたいったいいくら資産あるのですか?」
俺は思わず聞いてしまっていた。
「株だけで4000兆円 世界の株式市場の
75%を支配しているわ。日本の土地バブルでも
儲けたし、プラザ合意もよかったわね。
220兆ドルくらいは持ってるわ。」
「ちなみに、世界の総資産っていくらくらいですか?」
「う~ん、現物に限っての地球の価値なら
430兆ドルくらいね。レヴァレッジ無しの。」
ハートシルト嬢は即答した。
「え~とつまりあなたは一個人で
世界の半分以上を保有していると?」
「そうよ、そして、ハートシルト家の娘として生まれ
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