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職業選択に失敗したと思っているようだ。
「召喚士です。。」
槍戦士はうんざりしてこう言った。
こういう場合、攻撃力が高いほうがいいって
相場が決まってるだろ。
魔法使いとかはMPの回復に時間かかるし
狩りの効率も悪い。
スライムは打撃耐性あるから
斬るか刺すのが一番いいだろ。
それをフライパンって・・・
軽く絶句しているようだった。
「召喚士はペットを5匹もてるので
1プレイヤーでもペット5匹と
集団で戦えばフルボコッコできると思って
なりました。」
浅はかな考えですみません、と付け加える。
「あぁ、名乗ってなかったな。
俺は竜騎士の露原一樹(つゆはらいつき)。」
よろしくな、そういうとそいつは俺の手をとって
助け起こしてくれた。
だけどおれは、腰が抜けていて立てなかった。
すると、そいつは俺の横に腰を下ろすと
スタミナを回復するといって座り続けていた。
そいつ、露原一樹は俺が人生ではじめて
親友と呼べる存在だと思った。
RPG009-0002
ある日の酒場
俺たちはビールのようなものを飲んでいた。
俺たちはまだ中学生なので
酒はゲーム的には飲めない。
飲んでいるのは、軽い毒物だ。
ポーションや薬草は
使えば使うだけスキルが増えて
効果が上がるらしい。
ちなみに、この酒場での飲み食いは
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