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直接攻撃は黒魔道士の英島が、ブライン(暗闇)で
何とかするようだ。
物理攻撃以外は、「魔法」と判定されるらしく
ペットカーバンクル「クレイン」はすべて反射する。
「あの、私が死んだ時用にこの回復スライムと
蘇生スライムをお持ちください。」
そう言うと咲耶さんは俺に野生のスライムをくれた。
それなりに仲はいいらしいが。
準備を整えると、
俺らは9人の大所帯で、極龍を狩りに行くこととなった。
でかかった、ものすごくでかかった。
そこいらの巨木よりでかい。
「グォォオオーーッ」その咆哮だけで、
周囲の岩や大木がビリビリ揺れる。
極龍は大きくそのアギトを開くと
100kmは離れているだろう山を
齧ったりんごのように吹き飛ばした。
「どこが雑魚だ。ボスだろ。」
おれは、英島は頭がおかしいと認定した。
「おいおい、こいつとやりあうのか?」
露原はそういうと頭をぽりぽり、掻いた。
(あんたレベル5の槍戦士、スライム無双できても、
スケルトンに負けるレベルだろ)
おれは内心そう、つぶやきながら
ペットカーバンクル「クレインちゃん」に
すべての運命を託した。
RPG009-0005
黒魔道士(英島)の放ったブラインで
目が見えなくなった、
グランドドラゴンは、大きな尻尾を振り回し
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