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こちらを振り向くこともなく神山は答える
「いや、、大丈夫だよ、あれぐらい…。それよりも目を覚ましてよかった、、」
顔は見えないからわからない、けど声が震えていた
……心配してくれてたんだな
この時何故こんなことをしたのかわからない、後々考えるとただのセクハラと言われてもおかしくはなかったかも……
そう、俺は気がつくとベットの上に乗り後ろから神山を抱きしめていた
神山は何も言わない、俺も別に何か言葉をかけた訳じゃない
抱きしめた俺の腕を力強く掴み、ただ彼女は俺の中で震えていた
初めて見た時、とても無愛想で愛想が悪くて印象は最悪だった
でも、本当に喜怒哀楽がわかりやすいよな
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