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しばらく居心地のいい沈黙が流れていた、本当にこいつとの沈黙は居心地良い
そんな沈黙を破ったのは神山だった
俺の手を振りほどきこちらに向き座り直す
彼女の目が腫れてる、
「キス……してもいい……?」
その見た目や背格好からは似合わない言い方と言葉、ただそれがすごい愛おしい
俺は浮気者なのか……ロクでもない人間なのは間違いないかもな
「目、閉じて」
俺がそう言うと神山はゆっくりと目を閉じた
ゆっくりと唇を重ねた
シャンプーのいい香りが漂ってきた
窓からは生暖かい風が吹き込んでくる
ああそうか、、もう夏なのか……
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