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ジンside
カイトに土下座して俺は仕事に戻った
カイトが捜していることは知っていたし、嬉しかった
カイトまでレイのことを裏切り者扱いしていたらレイはどうなっていたことだろう
このギルドに居場所がなかったかもしれない…
また、1人になるかもしれな…いや、俺は手放さないけどさ…大事に育てるよ。あんな可愛いくて完璧な息子手放せるわけないじゃないか!
ほんと…
何処にいるんだ…レイ…
『この書類、受付の子に渡すやつだ…期限…』
過ぎてる…
急ごう…!!
ガチャッ
ドンッ
「痛い」
ん?何かにぶつかっ…た…
え…
『レイ…?』
起き上がって、こちらを見上げた
その顔はずっと捜してたレイだった…
レイがいる…
レイ「うん」
あぁ
涙が止まらない…
『無事で良がっだ~』
あぁ…ごめんな、無事ではないよな…
俺はレイを抱きしめた
いつもなら放り投げるのにレイも抱き返してくれた
レイ「うん」
レイ「…ごめんね」
謝るな…レイ…ほんとよかった
『帰ってきてくれて嬉しいよ。レイ』
おかえり、レイ
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