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7:30
くつをはいて、家をでる。
7:47
宇都宮行きの電車にのる。
ガタンゴトン、ガタンゴトン
二つめの駅でおりる。
8:03
会社についた。
「おはようございます」
大きな声で、マコトさんにあいさつ。
パソコンに向かっていた、マコトさん。緑の作業着。顔をあげる。
「おお、ユウキくんか。おはよう。今日も元気がいいね」
マコトさんが、にこやかな顔つきで答えてくれた。
それから、緑の作業着にきがえて、仕事のじゅんび。
少しして、タモツくんがやってきた。白と青の服。
作業着にきがえてから、僕のほうにやってくる。
「あのさ、あのさ、ユウキくん。昨日のテレビで、ユカジンが、でてきたんだよ。それで、それでね、あのアマノをやっつけちゃったんだぜ。ゴーンって、パンチれんだでさ。もう、ほんと、カッコよくて、僕、感動しちゃったよ。でね、でね、ユカジンが言ったわけよ。オレに勝てると思っているオオバカモノは出てこいって」
そんな感じで、ワッーと僕にしゃべってくるタモツくん。
なんのことか、よくわからないけど。
あいづちをうっておく。
「おはようございます」
チヨちゃんが、かおを下に向けたまま、会社にはいってきた。白と茶色の服。
今日は、あまり調子がよくないみたいだ。
8:30
仕事かいし。
タモツくんと二人で、ゴミをあつめにいく。
燃えるゴミ、燃えないゴミ。ぶんべつに注意。
一つ、一つ、かくにんして、ボックスに入れる。
会社の人たちは、みんな、すごくしんせつで、僕たちにあいさつをしてくれる。
だから、この仕事をしていて、すごくやりがいを感じる。
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