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山にのぼって彗星を見に行こう
木にぶら下がった男がいる。
男は半時ほど星空を見あげている。
そこは彼に居心地の良いところでもなんでもなかったが、
どうしても帰る気になれないのだ
鉄塔を
やがて男は流れ星を見たら帰ろうと決心する
なかなか星は流れない
あの鉄塔の後ろに流れていそうな気がするのに
どいて
どいて、お願い
結局流れ星は見えずに、男は家に帰るのだけど、翌朝になればまた楽しいことのひとつや2つ会えるのさ
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