初めて書いた物語

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書き終わったら、読んでもらいたいのが 性である。 しかし、同級生は恥ずかしい。 そこで選んだのは、自分の母親と 担任の先生だった。 おそらく、大人に読んでもらいたいと、 当時は思っていたのだろう。 あと、今にして思えば、少なからず、 自信があった。 同級生に読ませるよりも、大人に読んで もらったほうが正当な評価を 得られると考えたのだろう。 かくして担任の先生に読んでもらった結果、 容赦なく、赤ペンで直しが入れられ、 手元に戻ってきた。 誤字脱字を直されたわけだ。
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