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変化
目眩で、倒れて、気がついたら
白い天井を見上げていた。
カーテンで、仕切られている。
ここは?と、つぶやいていると
聡が、『おい、大丈夫か?おまえ倒れたんだぞ!』
見慣れた顔が、心配そうに、のぞきこむ。
あっ、ヤバイ、レインが、待ってる。
家に、帰らなきゃ!
聡が、『おまえは、バカか!!いいか、おまえは、過労で、倒れたんだ。しばらく入院だ。おまえの猫のめんどうなら、おれがみるから、だから、大人しく、寝ていてくれ。頼む!』
聡の様子を見て、わかった。じゃあレインを頼むよ。
聡は、ホットしていたら、聡のおじさんとおばさんが、見に来てくれて、
『気がついたのね。よかった。もう、無理するからよ。今は、ゆっくり寝てなさい。聡に、入院の準備させるから、』おばさんの瞳が、真っ赤になっていた。
嫌な予感がする。だけど、気づかないふりをした。
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