カウントダウン

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カウントダウン

僕は、家に帰りたい旨を、津田医師に、告げた。 津田医師は、『裕一郎くんの容体を考えると、何があるかわからないから、あまり、おススメできない。どうしてもというなら、1日だけなら、いいよ。』 僕は、ありがとうこざいます。と頭を下げて 小さくやったっって、つぶやいた。 レインに会える。忘れてないかな? 大丈夫かな?などと、考えながら 明日にでも、外泊の許可を得よう。 僕の病魔は、すぐ近くまで、足音を忍ばせて 確実に、カウントダウンを数え始めていた。 レインに会えるのが、あと、もうすこしだけだと なんとなくだけど、予感した。 だから、レインのそばにいたかった。
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