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第四章 彼の名は…
男性の名前は、村木 崇さん。
年齢は、私より4歳年上の36歳。
仕事は、サービス業の役職者らしい。
結婚はしてるけど、なかなかお子さんが出来ないみたい。
村木さんは、私を村木さんの職場で、何回も見かけた事があったみたいだ。
普段は職場以外でお客さんに声をかけたりする事はほとんどしないのだが、私が村木さんの職場に行った時に、年輩の方に席を譲ったりしたところとか、他にも子ども連れのママが入って来た時に、サッと入り口の扉を開けたりしたところとかを、数回目撃した事があるみたいで、その私を図書館で見かけたものだから、ちょっと気になっていたらしい。
私も村木さんに家族の事とか少し話した。
不思議と村木さんには、安心してプライベートな話しが出来た。どうしてだろう?
その日は、村木さんとそんな話しをして別れた。
帰宅後、いつも以上に家の事頑張る事が出来た気がした。
きっと、図書館に行ってリラックス&リフレッシュする事が出来たからだろうと思う。
それから2週間後…違う!1週間後だったと思う。
大体いつもは2週間度だった、私の図書館通いが、行かれる時は1週間、予定が入ったりして、行かれなかった時は2週間…と、そんな感じになった。
図書館では、勿論、お目当ての本も探したりもするのだが、村木さんを探してる自分もいた。何故だかドキドキしながら…
そして、村木さんを見つけた時は、ホッとした自分がいた。
そして、図書館を出るのが同じ時間の時とかは、少し立ち話ししたりした。
私は村木さんと立ち話ししてる時は、何だかホッとしたりしてた。
村木さんと立ち話しする事が、ずっと続くと思ってた。
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