第五章 ときめき再び

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第五章 ときめき再び

それから、1週間後図書館に行ったのだが、村木さんを見かける事が出来なかった。 それから、また1週間後図書館に行ったのだが、やはり、村木さんを見かける事は無かった。 その後も、図書館で村木さんを見かける事は無かった。 村木さんどうしたんだろう? 仕事が忙しくて、週末に休みが取れなくなってしまったのかも… サービス業だし、はたまた、家庭の方が忙しくなってしまった…って事も考えられるし… 図書館で彼を見かける事がなくなって、どれくらい経った事だろうか? 2ヶ月、いや、3ヶ月経った頃… 図書館に行くと…彼がいた。 図書館で村木さんを見かけた。 村木さんを見かけて、ドキドキしてる自分がいた。 村木さんも私に気付いて、ニコっと微笑んだ。 帰りに図書館の外で、久しぶりに村木さんと立ち話しした事は言うまでもない。 村木「のんさんお久しぶり!元気だった?のんさんと話したかったよ。」 私「村木さんお久しぶりです。元気でしたよ。村木さん暫くお見かけしなかったけど、お仕事が忙しかったんですか?」 村木「そうなんだよね。仕事が忙しくて、暫く図書館に来れなかったよ。」 私「それは大変でしたね。でも仕事が忙しいっていい事ですよ。」 村木「それはそうかもしれないけど…」 少し間を置いて… 村木「そうそう…のんさんに渡したいものがあったんだよね。」 そう言って、村木さんは私にある物を差し出した。
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