第一章 恋の始まり

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第一章 恋の始まり

それは突然やって来る。 私の名前はのん(仮名)、年齢は32歳、パート勤務の主婦。 趣味は…と言うと、たまにの図書館かな。 私は既婚者で9歳の女の子の母親でもある。 図書館に来るのは、大体いつも1人で来ている。 娘がまだ小さい頃は、一緒に図書館に連れて来たのだか、最近は、私が図書館に行く時は、大体旦那さんがいつも娘を外に連れ出して、家の近所の公園やあちこち遊びに連れ出して、娘の面倒を見てくれている。 少しさみしい気もするが、まぁそのおかげで私も図書館でリラックスとリフレッシュする事が出来るから良しとしよう。 旦那さんも多分そう思っているのだろう。 図書館に行くと、仕事やその他の色々な事、頑張ろう!って活力が出てくる。 さて、今日はどんな本たちに出会えるのだろうか? 私は一体どんなジャンルの本を読んだり見たりするのかというと… 推理小説だったり、哲学の本だったり、自己啓発の本だったり、占いの本だったり、たまにはお料理の本だったり、収納関連の本だったり、はたまた私は手作りも好きなので、手作り雑貨関連の本だったり… ジャンルは様々、その時に応じて、読みたいジャンルの本を読んでいる。 今は、サクサクっとインターネットで検索して、家にいても大抵の事は調べる事が出来るのだが、私は図書館という場所が好きなのだ。 さてと、今日はどんな本を読もうかな? 今日はこの本にしようかな? と、私が一冊の本に手を伸ばして本を手に取ろうとしたところに… 私「あっ!すみません。」 「いえいえ、こちらこそすみません。」 私が取ろうとした本を、もう一人取ろうとした人がいた。 私「どうぞ…」 「いやいや~どうぞどうぞ…」 私「えっ?いいんですか?」 「どうぞどうぞ…」 私「ありがとうございます。」 という事で、私がその本を読む事になった。 そして、その本を手に取って、私はいつも通り、読書コーナーの空いているイスに座って、暫く読書をする事に… 私のお気に入りの席に座って読書をする時間が、私のリラックス&リフレッシュタイムである。 本屋さんに行けば、カフェのお店が入ってたりして、カフェコーナーがあったりするのだが、図書館のこの読書コーナーが、私にとってのリラックス&リフレッシュ空間なのである。
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