1。警視庁へ戻って半年後江草刑事に

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 (江草刑事の空想+作家の     )                          ある日朝早く小鳥のさえずりで敏行は、目が覚めた。そして郵便ポストに走って行った。高校3年の2月頃だった。敏行は、一目散に郵便ポス?の中を開けた。一通の大学入学試験結果通知だった。彼が志望したのは、都内の江東大学と埼玉県の暁星大学だった。もうすでに、暁星大学からは合格通知は届いていた。第一志望の江東大学からの結果通知を待ちに待っていたらしく素早く封筒を破り「合格」という文字を見つけ彼は、「ヤッター。」とまだ朝早かったが、上空に拳を突き上げ喜んだ。 そして食卓で食事をとり彼は、埼玉県立布引高校へ自転車で向かった。彼の自宅から自転車で40分程かけて到着した。もう敏行達3年は、卒業していて、1、2年生のみ登校していた。敏行は、校舎に入ると真っ先に白鷺先生を探した。教務課に、敏行が入ったと同時にドア近くに白鷺先生がいた。 敏行は「あ、白鷺先生。おはようございます。あのう。」と言った。白鷺先生は、「あっ江花君、どうしたの。こんな朝早くから。」と答えた。敏行は、「先生、あの江東大学に受かりました。無理かなと思ってたんですけど。よかった。先生。」と言った。すぐに、喜んで白鷺先生は、「え、江花君。あの大学合格したの。すごい。よかったじゃないの。」と言った。 そして、白鷺先生は、応接室のソフャへ江花氏を座らせ、「あ、江花君。あっ、江東大学だったよね。大学入学後何になりたいの。」と言った。江花氏は、「はい。先生。それは。」と答えた。しばらく数十分話し合い江花氏は、将来一生懸命育ててくれた両親の安心する立派なデザイナーを目指すと語っていた。そして、彼は、布引高校を去った
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