2章…独裁者とシンクロ

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誰もが知るアドルフ・ヒトラーでございます😱 ヒトラーがワグナーの作品に心酔していたことはよく知られておりますが、そのルーツを調べてみると大変興味深い事に気づかされました😓 1889年、税関官史の子供として産まれたヒトラーは、画家を夢見てオーストリアで極貧生活を送っていました。 その時期に一緒に暮らしていたのが、音楽を学んでいた学生のアウグスト・キュービチェクと言う青年でございます。 ある日、ヒトラーとアウグストの2人は、ワグナーの『リエンツィ』を観るためにリンツという町まで出かけました。 当時のヒトラーの楽しみは、立ち見席でもいいから上質なオペラを鑑賞する事が至福の喜びだったそうです。 そのヒトラーは、このワグナーの初期の作品である『リエンツィ』に言葉では言い表せないくらいの感動を覚えたそうです。 あ…すいません😓 『リエンツィ』という作品を知らない方に説明させて頂きますと… 物語の主人公は14世紀のイタリアに住んでいた、リエンツィと言う名前の政治家さん。彼が腐敗政治に満ちたローマ社会から人々を救い出すといった感じのお話です😃 彼の政治思想は貴族階級が支配する国に合法的な手段での革命〓を起こし、古代image=73059101.jpg
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