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お風呂も入ってあとはご飯だけど
カツラどうしよう…先生から外すなって言われたけど、部屋の中ぐらい外しておきたい
カツラ暑いし…
大神くんにあったら黙ってて貰おう
いつ帰ってくるか分からないけど…ご飯は一応二人分作っておくか
料理するの初めてだったけど、成功して良かった。レシピの本ちゃんと覚えてて良かった。
…それにしても、大神くん遅いな
いつもこれくらい遅くなるのかな?
もう21時。何してるんだろう
門限あった気がするし、外に出るのもすごく遠いし
…まぁ、いいか。寝よう
ガチャ
「あ?誰だお前」
…あ、帰ってきた。この人が大神くん?
何か見た感じ怖そうでイケメン
「初めまして。同室の水瀬 奏風です。よろしくお願いします…」
「……おぅ。これ、俺のか?美味そう」
テーブルに並べてある大神くんの分の夕飯
「うん。冷蔵庫に食材、沢山あったから…良かったら」
「夕飯食べてない」
「えっと…そうなんだ」
「だから…いただきます。…お前、寝るとこだったんだろ。皿は洗っとくから」
…あれ、かなりいい人?見た目怖いけど
「ん。ごちそうさん。美味かった。」
ごちそうさまも言ってくれた
それに口にあって良かった
にしても食べるの早いな
「…ぁ、お粗末さまでした」
「…お前、綺麗な髪してるし、結構顔も整ってるんだな。…気を付けろよ。風呂入るわ。おやすみ」
「え!あ、うん。ありがとう、気をつけます。じゃぁ、おやすみなさい」
心配してくれた…?
髪もそこまでふれてなかったし、部屋の中ならカツラ外してても良さそうだな
あとは…そうだ、朝ご飯は大神くんの分も作ろう!
今度はちゃんとお話したいし
大神くんちゃんと起きるよね?
起きなかったらラップしとけばいいか
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