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そして午後の授業も終わり放課後。
『親衛隊会議室』へ。親衛隊専用の部屋があるのも驚いたけど、凄く広かったのも驚いた。
八重先輩から親衛隊隊員用携帯を貰い、軽く話して寮へ帰った。
ーーーーーーー
寮にて
ハルちゃんにさっそく電話する。
いつも通り1コールででた。
『奏風?どうした』
「ハルちゃん、僕ね親衛隊に入隊する事になったから教えとこうと思って」
『親衛隊?』
「うん。榊先輩、総隊長さんがね、身を守る為に入ってみないって言われて…初対面で危なっかしいって言われちゃった」
『榊?…へぇ、榊が総隊長か…なら、大丈夫そうだな。親衛隊はいい噂は聞かないが。榊が総隊長なら大丈夫だろ』
「?ハルちゃん榊先輩知ってるの?」
『まぁな。榊は保健室にくる生徒の付き添いでよく来てな、その時に世間話したりするが…親衛隊総隊長だとは知らなかったな。』
「そうなんだ。榊先輩、優しいんだね。まだよく分からないけど、いい所なのかな」
『それは俺には分からないが…榊は良い奴だと思う。』
「そっか…。…あ、鈴さんに連絡してない!ハルちゃ、どうしよう」
『鈴?今は連絡しなくても大丈夫だろ。この学園に慣れてきてから連絡すればいいんじゃないか?』
「そう、だね。そうする。じゃぁね。ハルちゃん。」
『おぅ。じゃあな』
結構長話しちゃったかな?
鈴さんか…久しぶりに会いたいな。院長にも。
心配掛けてばっかりだったから、
今は元気でやってますよって伝えたい。
多分ハルちゃんが報告してると思うけどね。
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