親衛隊総隊長に会いました

4/6
前へ
/44ページ
次へ
そして午後の授業も終わり放課後。 『親衛隊会議室』へ。親衛隊専用の部屋があるのも驚いたけど、凄く広かったのも驚いた。 八重先輩から親衛隊隊員用携帯を貰い、軽く話して寮へ帰った。 ーーーーーーー 寮にて ハルちゃんにさっそく電話する。 いつも通り1コールででた。 『奏風?どうした』 「ハルちゃん、僕ね親衛隊に入隊する事になったから教えとこうと思って」 『親衛隊?』 「うん。榊先輩、総隊長さんがね、身を守る為に入ってみないって言われて…初対面で危なっかしいって言われちゃった」 『榊?…へぇ、榊が総隊長か…なら、大丈夫そうだな。親衛隊はいい噂は聞かないが。榊が総隊長なら大丈夫だろ』 「?ハルちゃん榊先輩知ってるの?」 『まぁな。榊は保健室にくる生徒の付き添いでよく来てな、その時に世間話したりするが…親衛隊総隊長だとは知らなかったな。』 「そうなんだ。榊先輩、優しいんだね。まだよく分からないけど、いい所なのかな」 『それは俺には分からないが…榊は良い奴だと思う。』 「そっか…。…あ、鈴さんに連絡してない!ハルちゃ、どうしよう」 『鈴?今は連絡しなくても大丈夫だろ。この学園に慣れてきてから連絡すればいいんじゃないか?』 「そう、だね。そうする。じゃぁね。ハルちゃん。」 『おぅ。じゃあな』 結構長話しちゃったかな? 鈴さんか…久しぶりに会いたいな。院長にも。 心配掛けてばっかりだったから、 今は元気でやってますよって伝えたい。 多分ハルちゃんが報告してると思うけどね。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

259人が本棚に入れています
本棚に追加