外の世界

新入生歓迎会をするそうです

ーーーーーーーー生徒会ーーーーーーーーー

「会長、今年の新入生歓迎会。どうしますか？」

「あ？あー…まぁ…まず「鬼ごっこ」は却下だな。毎年、警備も厳しくしてきたが被害が減らない。」

「そうだね〜。ウチは敷地広いから〜。いろーんな所でキャッキャッ♡してたり襲ってたり？警備も人数限られてるし〜。「鬼ごっこ」は無しだよね〜」

「今まで、「鬼ごっこ」の後は仮装パーティーをしていましたが、今年もそれでいいですか？」

「「パーティーやりたい！面白いし！」」

「では、パーティーは今まで通り行いましょう。」

「じゃあさ〜。「推理宝探し」は？推理しながら宝を探しにいくっていう〜。範囲は室内！室内だと監視カメラついてるし。メンバーもクジで決めて学年バラバラ、6人1組〜！」

「面白そうですね。警備も「鬼ごっこ」より厳重に出来そうです。」

「俺が考えてるのは〜。まぁ、6人で講堂から出発〜。行く先々に問題をおいて〜。制限時間内に解けたら鍵が貰える〜♪で、解けなかったら〜残念、また次の問題がある所を探しに進んで〜」

「解けなかったら脱落ではないのですね」

「そしたら、早く終わっちゃうじゃん♪これは、問題を解いて貰った鍵の数で貰えるお宝が違うみたいな〜。また、全問正解で1番早くゴールしたチームは、ご褒美プレゼント〜」

「……面白しろ…そう…」

「そうですね。では誰が問題を考えますか？」

「それは〜。先生達だよ♪1番得意でしょ〜。先生達も参加できるように、問題作ってもらって〜。解きにきた生徒にちょーっとヒントあげたりしてさ〜。昨年とかただの傍観だったでしょ〜。これなら、先生達も楽しめると思う〜。そして意地悪問題考えそう〜♪」

「確かに、それなら皆楽しめますね。それなら私達も警備しながら生徒が迷っていたら少しヒントをあげるってのもどうでしょう。風紀委員は毎年ピリピリして楽しそうではありませんし。これなら一緒に風紀委員も楽しめるのでは？」

「……決まりだな。あとは宝と褒美は…「鬼ごっこ」の時を参考にすればいい。「推理宝探し」について教師と風紀に話そう。」