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『もうお前のことなんか好きじゃねぇから! 』
さっきから何度も、何度も、泣いている彼女の背中に向けて、叫び続けている。
だけど、彼女は振り向かない。
どんなにひどい言葉を並べても、僕に視線を向けてくれることは無い。
『そんなもの、さっさと捨てちまえって! 』
彼女を釘付けにしている三年分のアルバムが忌々しい。
こんなものがあるから、彼女はいつまでも思い出の中に居座ってしまうんだ。
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