鏡の前で
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今日も私は、鏡の中の私に話しかける。 「大丈夫」「一日頑張ろうね」 鏡の中の私はにこにこと笑っていて、感じのいい女の子という雰囲気だ。 「可愛いから自信を持って」「行ってらっしゃい」 そして背筋を伸ばし胸を張ってドアを開ける。 眩しい朝に負けないように。 自分にかけた魔法がせめて夕方までは解けないように。 「呪い」と「お呪い」は、いつも隣り合わせだ。
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