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あっ、また笑った。 時雨さんは、笑うと本当にきれいだ。いつもきれいだけど。 「クススックススッ まぁ、いい。 うどんでも、たべるか?」 僕はうなずいた。 「りょーかい! じゃあ、作ってくるよ。」 そういって時雨さんは、頭を撫でてくれた。 僕は時雨さんに頭を撫でられるのが好きだ。 なんで? それに心臓がぽかぽかする。どうしてなんだろう。 それに、時雨さんにもっと触れたくなる。 わかんないな。 何この気持ち。 そう、自問自答してるうちに、時雨さんが、うどんを2つもってきてくれた。 「何百面相してるんだ、真白。クス うどん少ない方食べな暖まるから。」 時雨さんのご飯はとても、美味しそうだ。 「い、いただきます」 チュルルルー 「すごく、美味しいです!」 すると、時雨は微笑みながら、満足そうにそうか。 と、一言いった。
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