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僕と時雨さんがだべ終わったあと、時雨さんがお茶をもってきてくれた。
そして時雨さんは、僕を膝の上に乗せて話し始めた。
僕を安心させるように。
「なぁ、真白自由になりたくないか?
俺は真白をすごく幸せにしたい。」
「幸せですか?
僕は、今がすごく幸せです。
自由とかは、よくわかんないです。」
すると、時雨さんは優しい顔してい言った。
「本当に真白欲がないな。今が幸せか。もちろん幸せかもしれないが、この世にももっと幸せなことがあるんだぞ。
俺は真白を、真白の家族から救いたい。」
「ンッ!」
僕は、ドキットした。
僕の家族……
そのあと、時雨さんは僕の目を真剣に見て言った。
「真白の家族と縁を切ったとき、俺が真白の家族になりたい。
まだ、真白と出会って1日しかたってねぇけど。
俺は、真白をなぜか離したくねぇんだよな。」
僕は、目から涙が止まらなくなった。
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