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「あぁ~、泣くな! 目が腫れるだろ。 それに、お前は今熱出てるんだから…」 と言って、綺麗な人は、僕をまた、ベットに乗せ直した。 「ね…つ…?」 あぁ…熱があるから、体が、辛いんだ。 そういえば名前。 「あ、あの…」 「ん?なんだ、なんか欲しいのか?」 僕は首を振った。 「名前を教えてください。」 すると、綺麗な人は、優しい顔で、僕に言った。 「如月 時雨 キサラギシグレ。 時雨でいいよ。」 「し、ぐれさん?」 そう言うと、時雨さんは、僕の頭を撫でながら、頷いた。 お気に入りイイネ 前へ次へ
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