12.去りゆく青春 ~芳side~

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12.去りゆく青春 ~芳side~

   まるで海に潜っているみたいに 何も聞こえないし、 話すことも出来ない。 いつしか光は届かなくなり、 孤独にも慣れてしまった。 死と向き合うのは、そんな感じだ。 希望を持つことに疲れ果て、 諦めることが悪では無いと 自分で自分に言い聞かせ。 早く消えてしまいたいと願ったその時に、 …またキミと出会った。
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