やましいことは何もない

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ところが、先輩の顔は唇ではなく、首筋あたりに向かったようだった。 次の瞬間、大きく息を吸う音が聞こえた。 「ああ~いい匂いだなぁ~」 先輩の声にまたまたびっくりして、私は目を開けた。彼は顔を元に位置に戻してから、私に白い歯を見せた。
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