やましいことは何もない

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先輩は自分のリュックから財布を取り出し、ロッカーを荒々しく閉めた後、そそくさと部室を出ようとした。 「あ、そうだ」 そのとき、先輩は足を止めた。 「そういえば、さっきからなに隠してるの?」 「え……」 咄嗟に両手で後ろのユニフォームをしっかり握った。
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