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『デイヴァロウクからきかんした王子さまが、
深い眠りからやっと目覚め、
ぱっと目を開けると、
そこには、
たくさんのいばらのかきねがありました。
そして、そこには、
黒く美しいはだとエメラルドのひとみをしたお姫さまが待っていたのです。
エメラルドのひとみの姫はいばらかきねの中であやまっていました。
ほおにおおつぶのなみだをうかべながら、言うのです。
アソカ王子ごめんなさい、あなたともっと早くに会っていれば、
と。』
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