青く光り輝く神の使い

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 もうてんで混乱してしまった観衆をよそに、お姫さまはそのしんの強いまなこで一点を見つめながら、 アンリ・マンユーに対しておごそかに言ったのだった。 「聖なるほのおをまといし善のつばさが、 アソカ王子とわたくしをふたたびきゅうちから救ってくれました。 この聖なるほのおは、この世界を分断するいばらのかきねと、アンラ、あなたの悪の心を焼きつくしてしまうでしょう。」
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