ハートブレイクストーカー
8/8
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
先輩は胸ポケットに刺さっていた別れの象徴を私に差し出した。意味が分からないまま受け取った私に先輩が笑う。 「俺のもの、全部あげる。だからこれからもストーカーしちゃうくらい好きでいてな?」 鈍感で無神経な先輩。私が見ていたのはほんの側面だった。異常な私におかしな先輩。不釣合いなようで釣りあっている。 先輩は感動で呆けている私の唇を素早く奪ってこう言った。 「盗んじゃったー」 完敗だ。
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!