【RPT】宗谷 海ver②.

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「ヒュー!」  木佐を引っ張るように伊坂が連れていく間も、俺は塔屋から目を離せなかった。  困ったように少し照れながら顔を赤くしている……たまらない。 「俺のこと好きなんだ?」 「え? し、知ってるでしょ?」 「どこが?」 「!……どこが、って」  戸惑いまくってた塔屋が、真っ赤な顔のまま俺を見上げる。
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