プロローグ

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プロローグ

 ちいさい頃、おやゆび姫が大好きだった。  チューリップから産まれるなんて、可愛い!  おやゆび姫になる! なんて意気込んだものだ。  まあ結局、ひまわりサイズにのびのびと成長した私は21歳を迎えた今でも、一年に数ミリ単位で自己ベストを更新し続けている訳で。  おやゆび姫の王子様みたく、小さい人と結婚すると担架を切っていた幼い頃の夢も、思春期を迎えた当たりから、そんな人と結婚したら端から見れば大人と子供。そこは譲れないポイントとなっていた。  そんな私が恋をした。

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