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「そう、じゃあ今・・・どんな気分?」
遼子が少ししおらしくなった気がした
「嬉しい」
「そう」
「今日はもう帰るよ」
部屋を出ようとしたその時
「ねえ、アタシの胸、触らせてあげよっか?」
私は戦慄した。「よっか?」ってそんな気軽に・・・。
否、気軽ではない、何か私にはわからない、何か意味があるのだ
私は迷った。かつて思春期の頃、夢にまで見た彼女の、遼子の肌に触れられる、だがしかしそれは・・・。
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