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【神楽 ソラ】
9月1日。
AM 9:00
天候は曇り。
いよいよ出発の日がやって来る。
大間町で見つけた新しい服に着替え、靴下や靴も新しい物に替えた。
シャワーも浴びて、物資も車に詰め込み、準備は万端。
俺達は車に乗り込んでいく。
先頭の普通自動車に俺とシュウさん、ミュウに吉岡さんが乗る。
続いて、2台目にフユキさん、栗山さん、中野さん、楠木が乗り込み、3台目のワゴン車に向井さん、穐山さん、福島、原嶋、長谷川、水谷さん、石田さん。
最後の軽自動車に山口さん、中田、北島、穴田が乗り込んだ。
車4台での大移動。
最初に目指す場所は、大間町警察署。
移動するにしても武器の確保は必要だ。
これは避けては通れない道。
北海道で確保した武器や弾薬は、巨人やゾンビの襲撃によってほとんど置いてきてしまい、弾薬は残り少ない。
大間町警察署にどれ程の弾薬が残っているかは解らないが、むつ市から次の目的地 野辺地町方面まで無事に辿り着ける程の必要最低限の装備は必須。
弾薬が残っている事を祈りながら、俺は車をゆっくりと発進させた。
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