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彼女は、幽霊が出ると噂される有名な事故物件に住んでる。
喫茶店に私を呼び出した彼女は深刻な顔していた。
コーヒーを頼んだ彼女は
「実は今日も出たのよ」と言ったあとで
「少し気持ちを落ち着けるてから聞いて」
と言うと黙ったままコーヒーを飲んでいた。
しばらくして周囲を確認して彼女は「最近でるのよ」と小声で口にした。
噂は本当かと思い「出るのか」と私も小声になる
彼女は「前は夜だけだったの」とうなづく
私は幽霊は丑三つ時って聞くが「夜だけって……?」と聞く。
彼女は「最近は昼間もでることもあるわ」
私は昼間まで幽霊がでるのかと思い「よく我慢できるね」
彼女は「私も少し位なら我慢できるのでも……」
少し……?……私は更に驚くどうやら幽霊は1体ではないらしい「それは複数っことだよね」
彼女は
「そう団体でね 夏が近づくにれて特に」
お盆も近いからな「何か、あったら助けに行くよ」
心配ではあるがその場は彼女と別れた
彼女からその日の夜電話がきた
「きゃ~また出た~助けて~~」
意を決して彼女の部屋へと俺は駆けつけた。
音もなくカギをかけたはずのドアが開らいた
俺は、「ど……ドアが……」
彼女は、「開けたら閉める」
勢いよくドア閉めロックする
今度は廊下を走る音が………
「ろ…う…か……誰もいない…廊下……」
彼女は「廊下は、走らない」
元気に注意する
私は物音のした方向を見る
「窓……ちっ血だらけの手形が……」
と私は悲鳴をあげる。
彼女は怒り心頭に
「誰が掃除するとおもってんだ」
と凄んだ後に「あ~ぁ面倒臭い」といって雑巾を持って立ち上がる。
ついに手形の隙間から複数の血だらけの顔が……
……もう私は言葉もでないで震えている……
「わたしが可愛いからってジロジロ見るな」
と恫喝をした。
冷蔵庫の影から突然ゴキブリの団体が……彼女は
「ぎゃ~また出た~助けて~~」
幽霊の団体は 張り合いの悪そうな顔をした後に
「ゴキブリに負たけた」
と言ったあとで……
恨めしそうな顔でゴキブリをしばらく見つめていた。
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