第1章

13/13
567人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
「…感謝します。」 それってつまり、このままブリアンが抱いてくれる、って事? 「どう言う事をするかは分かってるんですね?」 「えーっと、えーっと…あの…裸で抱き合ってベッドで寝る?」 「…子作りについて聞いたことは?」 「身体が勝手に動くから、って父さんたちが。」 ぎゅうって抱きしめられて耳元でブリアンが言った。 「それで合っています。私も勝手に動いて良いですか?」 「はいぃぃぃ…」 「めんどくさそ…閨教育は任せた。んじゃ、夕飯できたら起こしてくれ。」 ぼくはもう、ブリアンとのキスに夢中でファーガスさんの言葉を聞いてなかった。唇だけじゃなくて、身体中にキスをされ、舐められ、グズグズに溶かされて貫かれた。 少し苦しかったけど、それ以上に気持ち良くて、夕飯作る時間がなくなっちゃった。 申し訳ないけど無限収納から作り置きの料理を出した。できたてのまま保存できるから変わらないんだけどね。 2人とも美味しいってたくさん食べてくれて、溜まった温泉に3人で入ってお風呂でもイチャイチャしてベッドでも明け方までイチャイチャした。 次の日、ケルピーと仲良くなったコナンさんが戻って来たので結婚する事を伝えると、1度ブリアンの家に挨拶に行くよう勧められた。 ご家族にご挨拶!大事!! こうしてぼくは突然2人のイケメンから求愛されて、結婚して、たくさん可愛がられて、幸せになりました。 ブリアンが討伐に行った時、お弁当忘れて行ったからりんちゃんに乗って届けたら討伐対象が逃げちゃってみんなを困らせちゃったり、ファーガスさんにお前以外でイけなくなったって理不尽な文句言われたりしてるけど、毎日とっても幸せです!!
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!