第三話

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狂乱の少女と毎日過ごせるのもチート生物であるおかげなのである。 最後にダイア。 ブモー。 ブモ、ブモモ。 以上。 こんな女性たちに囲まれての暮らしは騒々しく、非常に刺激的である。 だがそれも最初のうちに限る。 3日も経てばすっかり慣れてしまい、全てが日常と判断されるようになる。 しかも不感症という副作用も伴って。 後日、この世界は激動の時代へと突入する。 何の前触れもなく出現した魔王と魔族の大群が押し寄せ、世界征服を企むのである。 だが彼らは全くの無関心で、関与しようとはしない。 なぜならスローライフを掲げているから。 その為魔王軍侵略の噂を耳にしても、口の端にも上らないのであった。
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