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会議は終わった。
ダラダラとした空気の中で、私は「お先に失礼します」と生徒会室を出た。
時計を見れば5時半だ。
うん、なんとか間に合うーー。
「セーンパイ!」
「わぁ!」
いきなり後ろから声を掛けられて、驚かない人は居ないだろう。
そんな私に対して、秋月くんはくすくす笑った。
「そんな驚かなくても」
「お、驚きます!」
「そっか。じゃ、送りますね?」
「は? な、なんで!?」
「ん? もう暗いし」
その声に外を見るけれど、また夕焼け小焼けといった感じだ。
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