116人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、あの、秋月君」
「ん?」
少し顔を傾ける仕草に、年下だからなのか可愛い、とか思ってしまう。
「その……、あり──」
「早く始めてくれませんかー?」
お礼を、と思ってた矢先に、他の役員にそう言われて、また機会をなくしまった。
そんな私の背中を秋月君がポンと叩いてくれる。
「すんません、それじゃ会議を始めましょ。ね? 先輩」
また、彼に助けらてしまった。
でも、確かにこんな会議すぐに終わらせて帰らなくては。
だって、今日のクエストは夕方の6時から始まるのだから。
「それでは早速──」
今日は巻きでいきます!
最初のコメントを投稿しよう!