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終わりの始まり
桜が舞う頃
また会いましょう---
黒い炎の中には桜が咲き
大地には白い粉雪が降り積もり
草木が茂る森が例え真っ赤に染まっても
忘れはしない
城下を見下ろすあの雛のように
すべてが無に孵っても
私たちは再びめぐり合い
新たな物語を紡ぎだすだろう
抜け出すことの出来ない
後悔の闇の中
何度あなたのことを呼んだことだろう
何度あなたの手を離したことだろう
幾度も繰り返えされる時空の中で
いつも私は神に問いかける
いつになったら終焉を迎えることができるのかと
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