終わりの始まり

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終わりの始まり

桜が舞う頃 また会いましょう--- 黒い炎の中には桜が咲き 大地には白い粉雪が降り積もり 草木が茂る森が例え真っ赤に染まっても 忘れはしない 城下を見下ろすあの雛のように すべてが無に孵っても 私たちは再びめぐり合い 新たな物語を紡ぎだすだろう 抜け出すことの出来ない 後悔の闇の中 何度あなたのことを呼んだことだろう 何度あなたの手を離したことだろう 幾度も繰り返えされる時空の中で いつも私は神に問いかける いつになったら終焉を迎えることができるのかと
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