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guilty malty
神様が平等に与えてくれた
心を持って生まれたんだよ
だから想いの声が響くまま
ぼくはまっすぐに届けたい
見知らぬ人の雑音なんかに
決して惑わされたりしない
完結した物語に続編はない
それでも繰り返し思い出す
明滅する光のアンバランス
交わることを諦めた点と点
胸は締めつけられるけれど
思い出さずにはいられない
透き通ったあの氷のような
刹那的な美しさがあるから
いずれは溶けて消えてゆく
それを美しさというのなら
これから続いていくこの道
いったい何を望んだらいい
物語はまだまだ終わらない
真実は言葉で語り切れない
奥底にある言葉にならない
自然と溢れ出てくる気持ち
ぼくはそれに正直でいたい
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