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アミシマ糧食に入って2年になります
お弁当屋さんです
まじめに働いて
貯金もそれなりに
でもはつらつとしません
12のときから私
心ずたずたのまま
従姉のカオル
カオルが私にキスしてきて
それを伯父さんがみました
カオルはー流大学に当然入れると周囲に思われてる美人で、私はその辺の壁の花
伯父さんはふっとんできて
私をぶちました
私、からじゃ、ない
のどがからからになって、私は思いを伯父さんに伝えられませんでした
父と母は私を寄宿学校に入れました
夏休みの三日とお正月期間の五日しか、私は家においてもらえませんでした
舎監が私を哀れんで、春休みも寄宿舎においてくれるほどのみじめさでした
舎監の娘がマリコさん
勉強見てくれたりして
私はマリコさんを本気ですきになりました
もちろん言えません
私はカオルにされたことで家族も親戚も失いました
そんな私が女性を好きになる
そんな皮肉
厭です
私はそんなの厭です
私は心をうちあけずにその学校を卒業しました
そして2年
まじめに働いて
マリコさんのことをやっと忘れられると思ったとき、私はであったのです
トキシマに
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