少年の日は微睡んで(仮)

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少年の日は微睡んで(仮)

今日も退屈だ、暑いしダルいしで何もする気が起きない。 太陽が登って沈むのをただただ惰眠とともに過ごしている。 これでかれこれ3度目であろうか、夏休みというのは。 こうも暑いと活動するのも億劫になる。 暇すぎる、ラジオをつけよう。さもなきゃテレビ、新聞、ネット、何でもいい。 その情報が嘘か本当かなんてのも関係ない。 俺が興奮できたらそれでいい。 ラジオ…、北南インターが4km渋滞か、ドライバーには安全運転を心掛けて欲しいものだ。最近じゃあ煽り運転だとか逆走とか害悪でしかねぇことが増えている。特に前者のやつは「チンタラ走ってんじゃねぇよ!」とか言い掛かり付けてくるらしいが、 お前のその行動で余計に時間食ってることになぜ気が付かない。それが1番の謎だわ。 新聞…、ロクなこと載ってねぇ。バンドマンの不倫が発覚してからというもの、あのジジイの汚職の話載ってねぇじゃねぇか。そこまでして購読数増やしたいかよ。増えたとしても一時的なものだわ。 テレビ…、新聞と同じだわ、そこまでして視聴率欲しいかよ。訳わかんねぇわ。     
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