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やっと2人で布団を敷いて、ゴロゴロのニコニコで話をしていた。
「歩美も嫌じゃないよね。嫌なら歩美はハッキリ断るタイプだから。なんだか全部が嬉しい!」
「本当にな!一時は本当に別れの危機にもなったし」
「あ、そうそう。………もう、飲み会は必ずスタッフが大勢居ないと禁止だからね!」
「はい。マジで2度はないから気を付けます………」
「で、やっぱり確認したいけど、………夏希さんとは本当に1度きり?」
「1度きり!あの2人は6年かもしれんけど、俺は愛花に10年以上だからな?10年以上でこんだけ好きっていねえだろ!自慢になるわ」
「確かにね。………じゃあ水曜と日曜の夜は何してたの?話もろくにしてなかったんでしょ?」
「…………俺ね、本当に嫌いって思ったら鬼畜かもしんない……」
「どういう意味?」
「…………引かない?」
「今更」
陸人はいいにくそうに枕に顔を埋めて言った。
「オモチャでイかせて、何度かイかせたら帰らせた」
「は?」
「……………オモチャ、いっぱい買って来た日、あったろ?愛花のは全部かなり性能がいいのを買って、夏希さん用には安いすぐに捨てていいヤツ買ってきたのだよ。………夏希さんのおっぱいにも器具付けて、ローション垂らしてバイブ出し入れして、マッサージ器でイかせまくって帰してた……」
「へ?」
「だって、嫌いな女のおっぱいなんか触りたくねえし、指すら入れんのも嫌なんだよ……だから、出し入れだけは作業でして、何回かイかせたら帰らせた……」
「う、うわ………」
「………イクのを見てたら『愛花のよがり顔が見たいーーっ!』になって、で、そのままここにまっしぐら」
愛花の心中、かなり複雑になったが、陸人が全部約束を守った事、夏希にどんなに中に入れられようとしてもフニャフニャだった話を聞き、陸人が『愛花しか抱きたくない』がよくわかったので全部飲み込む事にした。
「ま、いいか。これからは夏希さんも剛士さんと幸せなセックスするだろうしね」
「………好き合ってするのが1番だからな……」
「あ、じゃああの動画、もう消して?やっぱりイヤだよ」
「こ、これ消したら、今愛花も俺も忙しいのに無理!やだ!宝物!」
「………ね、そんな凄いの?ちょっと見せて?」
「消さないって約束してくれなきゃ見せない!」
「はいはい」
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