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「人外」 暗い 深い どこまでも続いてる 闇が垂れ込めれば わたしは 人ならぬものに… 森を抜けて家へ 家の鎖に我が身をつなぎ たれも襲わぬように! 急げ!急げ! 闇に追いつかれる 木立が切れる 抜けた!! と思ったのはぬか喜びで その向こうには倍まして深い鬱蒼たる森が続いていたのだ いま陽が落ちた 変容が始まった
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