歯車

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その日から1ヶ月たった。リースとは和解できた。今はリースは命令違反で謹慎中だ。別に僕は構わないけど示しがつかないと形式的な形で謹慎だ。まぁ、自分の仕事に集中できるし飲んだふりもできやすいからいいけど薬が抜けてきたのか今は前では感じなかった僕と同じ魔力を感じる時がある。やはり本能を抑えるだけじゃなかった。マヴィスが予想以上に僕を生かしたいのだとわかって嬉しくなった。けど偽物は早くいなくならないときっとすぐ偽物なんて忘れる。寂しいけどそれが正解だマヴィスの幸せにつながる そして今日はこの国の皇帝陛下の生誕祭。この日は広場にみんな集まる。マヴィスに誘われて怪しまれないように誘いに乗るが忘れ物したと言って離れるつもりだ。その時魔力を頼りに神様の元に行く。今日は僕の命日で元に戻る記念すべき時になる。 そして僕は忘れ物したと言ってマヴィスから離れた。マヴィスは付いてくと言ったが断った。そして僕は神様を探しに行った。魔力を辿っていくとある部屋についたそこは何もなくてでも壁から匂いがする絶対ここにいる。犯罪だがどうせ僕は消える。だから壁を壊した。壁を壊すと階段が現れた。そこを降りた。中はひんやり冷えていて降りていくと豪華な部屋が見えた。部屋には男の人がいてああ、この人は神様だと本能でわかった 「神様、今助けにきました」 と言って部屋から連れ出そうとすると神様は驚いたように目を見開いた。 「ここは安全だから大丈夫だよ?」 と言われた。なぜ?囚われてるんでしょ? 「あなたは外に出たくないのですか?」 と言った。神様は出たいよ。と言った。でも今じゃないと 足音が聞こえる。慌てて振り返るとすごい形相のマヴィスと騎士たちがいた。マヴィスはすごい形相で僕に近づいて抱きしめられて怒られた。けれど神様が近くいるのだ。ヴィンレアとしての理性はなくて 「神様を助けないと。僕は神様の元に」 と呟いていた。騎士の一人が神様に向かって駆け寄った。 「神様に近よるな」 と叫んで追いかけようとするとマヴィスに魔法で拘束された
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