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と、そこで気づいてしまいました。
「何とッ」
「どうしたの?」
「最新のお知らせによると、来週から銀髪赤眼のヴァンパイア侍チェスマスターの双子の兄が実装されるらしいんですよッ」
「一刻も早く、課金制限しなさいッ」
そんな時でした。
「すみません。ここって霊子力学の研究室ですか?」
そう言って、どこぞの三次元イケメンが談話室の扉を開いたのは……、
「えっと、どちら様ですか?」
左藤君が対応します。
「俺、文学部の宗教学科の三年で、不知火漣也っていいます。ちょっと困ったことがあって、その、誰か怪現象に詳しい人に相談に乗ってもらえないかなと……」
イケメンが言います。
それは、本当に事件の始まりだったのですが……、
「奥行きのあるイケメンって、どうしてこう残念なんでしょうね」と、私。
「うん。残念なのは水無瀬の二次元中毒の程度だと思うよ」と、左藤君。
イケメン、漣也さんは苦笑いしていました。
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